「韓国は親日国家ではない」などと書いたら、「今さら何を!」とか、「馬鹿ですか?」などと言われるのが関の山ではないかと思う。しかし、ネットで、「韓国・中国以外は日本のことが嫌いなのだと思っていた」という書き込みを読んだこともある(「遠くの親日国家・近くの反日国家(http://blog.livedoor.jp/patriotism_nippon/archives/1047403.html)」。日本のマスメディアや日教組の洗脳は凄まじい限りだが、李明博が露骨な反日姿勢を示したお蔭で、多くの日本国民が韓国の実態を知ったことは喜ばしい限りである。
ところが、Webニュースを見ていたら東洋経済オンラインの記事が目についたのだが、そのタイトルが、「韓国が『親米』『親日』へとカジを切った事情」なのである。もちろん東洋経済新報社の方針なのだろうが、恥を知らない記者たちの親韓・反日は相変わらずのようである。
で、件の記事だが、いきなり「韓国の外交姿勢が大きく変わりつつある。われわれ日本人は、そのことを知っておく必要がある」とぶち上げている。日本に広がった嫌韓感情に対するアンチテーゼということだろう。つまりは韓国に尾を振る狗の主張である。その根拠として挙げているのは、「強い言葉で北朝鮮を非難している」とか、「次々に対応措置をとった」「国連にも働きかけた」というものであり、「韓国は、日本の自衛隊と韓国軍の間でかねてから懸案であったが中断されていた、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結の検討を再開するとの考えも表明した」というものである。おまけに、日韓関係が悪化していた原因が100%韓国にあることは自明のことなのに、「朴大統領は政権発足後中国との友好関係増進に力を入れ、李明博前政権時代に悪化していた日本との関係を冷え切ったまま放置していた。むしろさらに悪化した面もあった。第三国においても朴大統領は日本の姿勢に批判的なことを口にしたことがある。日韓どちらにそうさせる原因があったか。本稿ではあえてその議論に立ち入らない」などと書いている。何もかも韓国が善で、日本が悪だと言いたいようだから、「馬鹿を言いたければ、さっさと韓国に帰化しなさい」とでも言いたいところである。
結局のところ、記事は、「朴大統領の外交姿勢が、最初は日本に厳しかったが政権の後半には好転しつつあることは大いに歓迎していい。日本政府にとっては、韓国との友好関係をいっそう深め、東アジアの安全保障を強化する好機といえるだろう」と結んでいるのだが、到底正気とは思えない。子供だましのレベルにも達していないと言うべきだろう。こうした変化は韓国のご都合主義であり、アメリカ・日本・支那を掌の上で転がしている気になっているのは以前から変わっていない。要するに、韓国が「世界最悪の反日国家」であることは何一つ変わっていないのである。有り体に言えば、北朝鮮の脅威と韓国経済の破綻が目の前に見えているので、日本に飴玉の一つもくれてやって、態よく利用してやろうということである。韓国国内では、相変わらず「千年経っても恨みを忘れるな。日本に核ミサイルを撃ち込め。日本人を根絶やしにしろ」という方針を取っているはずである。「親日」が聞いて呆れるというものだが、それ以上に呆れるのは、上述のとおり、「日本政府にとっては、韓国との友好関係をいっそう深め、東アジアの安全保障を強化する好機といえる」と主張する記者の神経であり、こういう輩がのさばっている限り、日本の未来は暗澹たるものである。日本人は、韓国が「親日」になることなど、千年経ってもあり得ないことを肝に銘じるべきである。
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