安倍総理の靖国神社参拝をめぐる報道を聴いていると、妙なことに気付く人が多いのではないだろうか。日本を敵視しているのは中国・北朝鮮・韓国の三国だけなのだが、中国や韓国が「アジアの諸国が~」と主張するのはいつものことである。自国の主張が全アジア諸国の主張であるかのように装うのは、日本を萎縮させるためのはったりなのだろう。何も知らない日本人は、「アジアのすべての国が日本を嫌っている」と信じてしまい、中国と韓国の主張に盲目的に従うようになるわけだ。それが市民レベルではなく、政治家までもが同様だから始末に負えない。国益を無視して私益の追求に熱中し、真実の歴史を学んでこなかった日本の政治家のレベルは、所詮そんなところである。
で、安倍総理の靖国神社参拝問題では、「アジアの諸国が~」に加え、「世界秩序を破壊する」といった言い方がされる場合が多いようだ。なぜ、日本の総理が靖国神社を参拝すると、世界秩序が破壊されるのだろうか。何とも奇怪な主張である。要するに、彼らの主張はこうだ。「現在の世界秩序は、第二次世界大戦の戦勝国が築いたものである。したがって、敗戦国が戦勝国に逆らうことは世界の秩序を乱すことであり、決して許されるものではない」というである。第二次世界大戦の勝敗によって、永久この世界に序列をつけようというのである。結果、日本とドイツは世界の最低ランクということになり、日本は中国・韓国の隷属国家としてのみ存在意義があるというわけだ。これが彼らの主張の根拠なのである。
しかし、彼らの主張ほど馬鹿馬鹿しいものはないだろう。そもそも日本は中国に負けていない。というより、その当時、中華人民共和国は存在しなかった。中華民国が主張するならまだ分かるが、中京が主張するのは愚の骨頂である。韓国に至っては日本だったのであり、多くの韓国人が日本軍に志願し、狭き門を突破した韓国人は日本兵として連合軍と戦った。日本軍の将軍になって、敗戦後に処刑された洪中将のような人物もいた。それが戦勝国だというのだから、馬鹿につける薬はないというものである。
この中国・韓国の異様な思想はどこから来るのかと言えば、一つには、戦争と強姦と虐殺だけが生き甲斐のような、中国人と韓国人の民族性によるのではないだろうか。この世界を支配するのは、戦争による勝者だけであるという信仰である。しかし、中国も韓国も戦勝国ではないというオチには大いに笑える。もう一つの理由は、やはり、日本の資金と技術がなければ国家を維持できないという現実があるだろう。特に韓国は、かつては中国の属国として細々と命脈を保ち、日本統治時代に数百年分の発展をした(350年かかっても作れなかった水車や車輪が作れるようになり、白無地ではなく色の付いた衣装を着られるようになった)が、戦後も日本の寄生虫として生き永らえてきた国である。韓国にとっては、日本の弱みを握り、日本人にたかる以外に生きる道はないのである。日本は、このような寄生虫には殺虫剤を吹き付け、さっさと縁を切る以外の道はない。第二次世界大戦の戦勝国が築いた現在の世界秩序など碌なものではない。それは、チベット、東トルキスタン、アフガニスタン、イラク、チェチェンなどの現状を見れば明らかである。
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