産経新聞の記事で、「参院選無効判決 原告の弁護士グループ『すばらしい判決、完全勝訴だ』」という一文が目に入った。また、アホな弁護士がお茶っ挽きに馬鹿な裁判を起こしているのだろうと思ったが、「完全勝利」というところが気になって、読んでみた。なにしろ、裁判官というのは非常識が服を着て歩いているような輩だから、どんな判決が飛び出すか分からない。油断も隙もないのである。
件の記事によると、「『すばらしい判決であり完全勝訴だ』。原告である升永英俊弁護士グループの久保利英明弁護士は、閉廷後に岡山市内で開いた記者会見で晴れやかな表情をみせた。広島高裁岡山支部では、今年3月に片野裁判長が言い渡した衆院選『一票の格差』の『違憲・無効』判決に続く勝訴。久保利弁護士は『この国は変わる。国会は無効判決を受け止めてほしい』と訴えた」というのである。
日本の裁判官が、およそ国民の常識から懸け離れた判決を出すのはいつものことで、日本の司法は機能停止状態にあるようなものだが、裁判官に限らず、弁護士も馬鹿ばかりである。もっとも、弁護士は仕事が減って食うに困るようになり、どんなことでもやるようになったらしい。池袋あたりでは、不法滞在している中国人相手にいかがわしい商売をしている弁護士たちが、中国語新聞に堂々と広告を掲載しているそうである。
で、上記の記事によると、一票の格差に関する選挙の違憲・無効判決により、「この国は変わる」というのだが、一体全体、日本がどのように変わると言っているのだろうか。また民主党の天下になると言いたいのか、共産主義政権が誕生すると言いたいのか、日本の主権が完全に失われて反日国家の属国になると言いたいのか、はっきり言って意味不明である。いずれにせよ、今回の広島高裁岡山支部の判決で、この国が変わるとは思えない。単なる自画自賛なのかもしれないが、弁護士というのは、およそ恥というものを知らないらしい。所詮は、「殺した女性を生き返らせるために死姦した」などと犯人に言わせるような連中である。
有り体に言って、「この国が変わる」というのは、アジ演説の類にしか聞こえない。この弁護士は、「この国が変わる」というのなら、「なぜ、どのように」この国が変わるのかを説明べきだろう。もちろん、説明できるとは思っていないが(笑)。
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